｢余命10年｣の作者:小坂流加さんのご両親が来校されました

 

小説「余命１０年」の作者小坂流加さん（本名小坂尚子さん）のご両親が６月１８日（金）に来校しました。

小坂さんは、暁秀中学校・高等学校で６年を過ごし、大学へ進学しました。

在校しているときはかなり活発な生徒で、いつも多くの友人に囲まれていました。

球技大会や遠足などで明るく行動している姿が印象的でした。

小坂さんは、小さいときからの夢である小説家にどうしてもなりたいという思いがあり、

高校生の時から長い間文章を書きためていたようです。

大学を卒業間際の健康診断で心臓の難病を発病してから、

かなり長い時間を病気と闘っていました。

その間に「余命１０年」を自費出版して、じわじわ人気が上がり、静岡県の本屋大賞を受賞し、

そこからワーナーブラザース映画が配給元の映画化が決定したのです。

3月から5月にかけて全国で上映されました。暁秀中学校、高等学校の多くの生徒も

映画館で見てくれたと思います。まだ見ていない方は、７月２２日（金）からDVD、

Blu-rayのレンタルが開始されます。主演は、今、大活躍している小松菜奈さん、坂口健太郎さんです。

感動のストーリーですので是非見てください。

　来校してくださったご両親は、元担任の大場と望月教頭先生と面会し、

在校していた頃の昔話に花を咲かせていました。その際、暁秀生の皆さんに

是非多くの本を読んでいただきたいと多額の寄付をしていただきました。

ご両親のご希望では、医療関係の本に使っていただき、暁秀中学校・高等学校から

多くの医療従事者が医療の現場へ巣立ってほしいとのことでした。

今後、購入する本をいろいろ検討していきたいと思います。

皆さん、楽しみにしてください。