2021年8月20日金曜日

卒業生 出口隼詩さんが東京パラリンピック2020の聖火ランナーに

 8/17(火)四ツ池公園陸上競技場(浜松市)で東京パラリンピック2020の聖火リレーが開催されました。

本校の卒業生である出口隼詩さんがトーチを掲げて力強く走りました。

当日の様子は↓こちらから動画でご覧になるることができます。

https://sports.nhk.or.jp/paralympic/torch/runners/ii2vzmrr/


出口さんの聖火リレー志望動機(公式HPより)

私は10万人に2人が発症する脊髄性筋萎縮症という進行性の難病のため電動車椅子を使い生活しています。熱海で生まれ18年間家族や友人、周りの人が支えてくれたおかげで生活してきました。例えば、高校では私の病気を全校生徒に説明することでお互いの違いを認め合い、歩み寄ることで車椅子の存在を特別視することなく、学校生活を送る事ができました。そしてすべてのことを手伝ってもらうのではなく、工夫次第で自分一人で出来る事はするという環境になりました。過剰な心配をさせる事なく友好関係も非常に恵まれました。一生涯の友人を作る事ができたのも大きな喜びです。4月からは静岡・熱海を離れ、東京で大学生活を送りながら自立を目指し、生活していきます。私は障害から数多くの学びや気づきを得ました。障害があっても何かを諦めない気持ちが湧き上がってきます。今回の東京パラリンピック聖火リレーでは熱海市と私を支えてくれた方々に感謝の気持ちを込め、聖火を持ち走りたいと思います。

令和6年度創立記念式典

4月20日(土)創立記念式典が挙行されました。 記念講演では、2009年度卒業生の中安祐太さんが『持続可能な社会について考えてみよう』と題してお話ししてくださいました。 中安さんは、暁秀高校卒業後、東北大学・大学院に進学。現在は東北大学の教員として環境問題に取り組んでいます。さら...