本日より1週間、パネル展「空のない星~ホロコーストの子供たち」@暁秀を開催しています。
先週まで沼津市大手町のプラサヴェルデ市民ギャラリーで開催されていたパネル展「空のない星~ホロコーストの子供たち」(命のビザ・杉原千畝夫妻顕彰会、駐日イスラエル大使館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)のパネルをお貸しいただき、校内で展示を行っています。
この展示は、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の時代に生きた子供たちの暮らしを紹介したもので、ナチスの迫害から逃れ身を隠しながら生活しながらも子供たちが絵を描いていすごす様子や、ゲットー(ユダヤ人隔離居住区)や強制収容所で教育の場を設けていたことなどが紹介されています。
第2次世界大戦時、リトアニアで外交官を務めていた杉原千畝さんが「命のビザ」を発給し、多くのユダヤ人の命を救いました。その杉原千畝さんの奥様が沼津出身であったことから、2020年に杉原さんの記念碑が沼津市の公園に建てられ、その除幕式で通訳を本校のバイリンガルコースの生徒たちが務めました。その後も毎年記念式典で通訳という形で本校の生徒が関わらせていただいたご縁から、沼津市内の学校でもパネル展示をというご提案があり、暁秀中学校・高等学校でも展示を始める運びとなりました。