中学2年生GDC(暁秀デニムコレクション)、CS学習が3期目を迎えました。
東京都の株式会社ヤマサワプレス代表取締役の山澤亮治さんは、廃棄寸前のデニムを洗浄・選別していただき、再生デニムとなったものを生徒の学びの為に本校に無償で送って下さり、ファッションショー、リフレクションまでのご指導をしていただいています。私たちは社会の持続可能な課題とデニムを繋げ、グループ活動で探究学習を学び続けています。
山澤さんが来校されるまでに、生徒達は4月初めに昨年度のショーの動画、現中3の先輩からのアドバイス、コメントの動画、を視聴しました。そして、今年度の大テーマを決めるためにマインドマップを各グループで悩みながら作成し、大テーマになるような言葉探しをしていました。
そして4/22㈪、山澤さんをお迎えした今年度初めての生徒との授業でついに大テーマが決まりました。
授業終了直前、決定した瞬間歓声と拍手が上がりました。
授業スタート時です。マインドマップの再考をしています。
みんなでアイディアを考えています。
山澤さんが生徒と対話しながら進めてくださっています。
グループを回り、アドバイスをいただいております。
各グループでマインドマップから1つの単語を考え、スクリーン上のジャムボードに書き出します。
自分たちはどんなものに興味があるのか、発表しています。
各グループの中に未来をイメージする言葉が出ています。2回目のグループワークでは未来から連想されるものをジャムボードに書き出しています。
大テーマを決めるのに時間はかかりました。山澤さんは、未来というキーワードから生徒に困っていることを進化させて未来に向けるのはどうか、必要なものをより必要にする、必要ないものを必要にする、君たちが描く未来を見てみたい、と話されました。
そして生徒と対話を交わし、「ミライの日常」という大テーマが決まりました。生徒も納得の拍手喝采でした!
最後に山澤さんは、
「未来というワードで連想させる言葉を上げるためには、例えば、朝起きていつもの日常があるけど、ぱっと起きた時に全く違うものになっていたらどんな制服着て学校に行くのか、どんなユニフォーム着て部活するのか、どんな洋服着て遊びに行くのか、君たちが想像する未来の日常を考えて作って欲しいなと思います。ただ、ショーを見る時にワクワクするようなものを見せてください。製作はフォローします」
と締めくくられました。今年もドキドキ、ワクワクがまた止まりません!次回(5/27㈪)も楽しみです。
<山澤さんから講評>
みんながとても頭を使ってくれているのがとても嬉しかったです。興味のある子、ない子、いると思いますけど、本当に良い時間だったなと思います。僕と授業するときは意見が飛び交って、キャッチボールしながらやっていけたらなと思います。今日は本当に楽しかったです。これから半年間、みんなと一緒に授業やっていけるのが百倍位楽しみです。来月もよろしくお願いします。
<学年主任から総評>
こんなに生き生きと取り組むことが出来たことは、山澤さんのおかげだなと思います。感謝しております。思っていたよりも君たちが積極的にやっている所が非常に嬉しい。山澤さんがおっしゃっていたワクワクは自分も同じ気持ちです。どういう発想で取り組むのか、楽しみです。よく頑張ってくれたと思います。
<生徒のアンケートより:本日の授業で学んだこと>
<生徒のアンケートより振り返り>