9月8日に成蹊大学で開かれた「高等学校ビブリオバトル東日本大会」に高校1年生の中原瑠南さんが出場しました。
中原さんは、有川浩・作『塩の街』を設定の面白さ、視点のハイブリット、崩壊寸前の国をどう救うのかというワクワクする展開という本の魅力を3点に絞り、セリフを引用しながら熱く語りました。
惜しくも決勝戦には進出できませんでしたが、その後の質問タイムでは、作者の意図をどう考えているのか、他のお薦め作品も紹介してほしいなど、会場から質問が相次ぎました。
各校の代表として出場しているだけあって、どの生徒さんも表情豊かで、声のトーンを変えながら、身振り手振りを交えたプレゼンで、本 への熱い思いが伝わってきました。
聞き手を巻き込みながら親近感 を持たせる発表、購入を促す営業マン顔負けのセールストーク、本当に本が好きで読み込んでいるんだな〜と感じさせられました。 本の内容だけでなく、作者の創作背景についても関心も高く、紹介 した作者以外にも他の作家の作風にまで言及している生徒もいて、 聴いているだけで「その本読んでみたい!」と読書の魅惑にとりつ かれました。