9月12日~19日まで、高校2年生バイリンガルコースの髙野乃愛さんを中心とした有志メンバーで、「カリグラアート展」を開いています。今回のテーマは「コロナ禍」。自粛期間を経て、新しい日常となった現在の思いを「書」にしたためました。
「正しい知識と取捨選択」
髙野乃愛
コロナをめぐる様々な情報が飛び交う中、情報の取捨選択や正しい情報を見極める目を養う大切さを表現した。
「君と共に」
久保田茄音
二つの思いを込めた。
1.イレギュラーな状況だからこそ、皆で協力し合い、乗り切ることの必要性。
2.「君」という漢字には「コロナ」が隠れているので、コロナウイルスが存在する社会の中でも工夫をし、コロナと共存し合おうという思い。
「変化」
ホルニャック乃莉子
リモートワーク、オンライン授業、新しい家庭の形。新しい日常に、私たちはどう向き合っていくのであろう。
「新しい道」「歩歩歩」
平野琴葉
これから歩む「新しい道」はしわくちゃで汚れているこの作品のように険しい道かもしれない。「それでも道はどこまでも続いている」太くたくましく生きる決意を込めた。
「歩」=ゆっくりでも歩み続ける
「歩」=心の歩み寄り
「歩」=一歩踏み出す勇気
「千羽鶴」
中村至恩
コロナによって多くの死者が出たり、苦しい思いをしている人々がたくさんいる。その誰をも取り残さないという思いを「千」に託した。
パーメンター ヘレン
空高く「羽」を広げながら飛んでいる場面を思い浮かべて書いた。コロナに負けず希望をもって空に手をのばすような気持ちを込めた。
池田楓悠
「鶴」が力を振り絞って羽を動かし、青空に飛んでいくように、この世の中も明るい未来の待つ出口に向かって、人々が力を合わせて良い方向に進むといいなという期待を込めた。
「ぶっころな」
鈴木和姫
外出の自粛や日常生活の制約は私たちの気持ちにも影響している。コロナによって倒産や解雇、多くの人々はコロナを憎んでいる。そんな人々の心の声を表した。
「感謝」
石井花怜、岡田桜子
私たちの当たり前の日常はコロナウイルスの流行によって簡単に失われた。「大切なものは失ってからその大切さに気づく」まさにこの言葉通りの日々が続いた。しかし、私たちの日常は色々な人々の支えのもとで成り立っていること、決して当たり前ではないと気づかされた。
日常が遅れること、それを支えてくれる人たちへの感謝の思いを書いた。