9月13日、「環境問題を自分事に!」をモットーに活動しているECO校の第3回オンラインワークショップが開かれました。今回のテーマは、前回に引き続き「森林破壊」。
今回のワークショップでは、クイズを通して日本の森林の現状や「なぜ?」「どうして?」を解明していく探究型な学びとなっていました。また、最後には学んだキーワードを確認する穴埋め問題もあり、知識の定着につながりました。さらに、ボランティアを「汗」「知恵」「寄付」という観点での捉え方を提示してくれたことで、ワークショップに参加した意義がぐっと高まりました。
【ワークショップでの気づき】
- 日本の森林面積は約40年前から変化していないにもかかわらず、安価であることを理由に木材の70%を輸入に頼っていること。➡自国の森林はそのまま維持し、海外の森林破壊に拍車をかけているのが日本の実態。
- 日本には豊かな森林が存在しているが、一方で手入れがされないことで生物の環境を悪化させていたり、自然災害によって甚大な被害が生じる原因となっている可能性があること。➡林業の担い手をどう確保していくのか。自然を守るためには「人の手」が必要、更に手間をかけないと自然は「人」の脅威となる。
- 林業は衰退傾向にあるが、森林ボランティアの団体は増加傾向にある。(10年間で3倍もの団体が活動している)➡森林の大切さを実感している人は多い!心強いデータです。
小学生には難しい内容かと心配していましたが、参加してくれた小学生たちは知っていることも多く、クイズなども楽しんでくれたようです。