11月15日、「環境問題を自分事に!」をモットーに活動しているECO校によるオンラインワークショップが開かれました。今回で5回目になり、意欲的な小学生メンバーが参加してくれました。
第4回目までは森林に関わる環境問題を取り上げていましたが、今回は、森との関係が深い「海」に焦点を当てた「海洋ゴミ」についてでした。
10月3日に開かれた第4回の「地球温暖化」では、温暖化の仕組みやその影響。そして、このまま温暖化が続くとどのような影響があるのか具体的に学ぶことができました。それらを踏まえ、「私たちにできる省エネ対策」を提示してくれました。日々の生活でちょっとした「アクション」が温暖化対策につながることを実感しました。
そして今回の「海洋ゴミ」の問題も、私たちの日々の生活を顧みて「生活習慣の変容」=「アクション」を起こすことが大切だと、重ね重ね実感しました。
私たち日本人がプラスティックゴミを排出する量が、世界で2位であるということを知り、無駄な消費行動がないか、ゴミ捨てのマナーはどうか、エコに貢献している企業の商品を購入しているか…今一度、自分の生活習慣を見直したいと思いました。
また、コロナ禍でマスクが必需品となっていますが、使い捨ての不織布マスクは「ポリエチレン」「ポリプロピレン」「ポリウレタン」で作られていることが多く、実は「プラスティック」なんです。
それを屋外にポイ捨てしてしまうと自然分解されず、自然界の動物たちに悪害を与えてしまうのです。私たちの生活に当たり前のように使われているプラスティックですが、「恐るべし、プラスティック」です。
そして、「海洋ゴミ」の改善策として、企業ができること、消費者の視点や行動など具体的な「アクション」のタイムラインを提示してくれました。
これからの時代、消費者としてほしい商品を買うだけでなく、企業がどのように環境活動に貢献しているのか、環境に配慮した製品であるのか、一歩立ち止まって「選択」していくことが求められます。消費者の「目」が厳しくなれば、企業の変容にも貢献できます。
諦めずに、一つずつ、できることから行動していきたいですね。