10月28日から一泊二日の日程で、中学1年生は富士山合宿に行ってきました。
日程縮小のため、事前の出張講座から富士山周辺と、その成り立ちについての学習を経た上での体験学習です。
1日目は、ふじさんウォークラリーにて、クイズ形式で富士山への理解を深めていきました。5人ずつの班に分けられ、制限時間内に指定された場所を探し出し、そこに設置されたクイズを解いていきます。正解した班が勝ちあがっていくものでしたが、優勝がなかなか決まらず、白熱した戦いになりました。
午後は寒沢の源流を求めて、また、明日のふじさんぽの練習も兼ねて、トレッキングに出かけました。足場の不安定な道を慎重に進みつつ、清らかな水の流れや鳥の鳴き声、木々の香りをとおして自然を存分に感じることができました。
2日目は、本合宿のメインイベント、ふじさんぽへ挑みました。天候に恵まれ、澄んだ青空と穏やかな風に包まれながら、双子山の弟山を登ります。道中滑りやすい箇所や、両手で岩をつかむような箇所もあり、若干苦戦しながらも、諦めずに前へ進みました。途中の休憩場所でお弁当を食べつつ、眺望に歓声をあげ、山頂では皆笑顔で写真に応えていました。
下山時に至っても疲れなど一切感じさせない軽やかさで砂走エリアを駆け抜け、砂遊びも汚れやケガなど厭わぬ、と言わんばかりに頭から転げ落ちていました。元気でいいですね。
感染症対策のため、制限がある中での合宿となりましたが、二日間の日程を恙なく、かつ元気に終えることができました。今だからこそできる体験を通して、それぞれにとっての成長を見出せたのではと思います。