2023年11月11日土曜日

中学2年生(1組~3組)CS授業 GDCファッションショー後のリフレクションの報告(11/6㈪)

  中学2年生11/6㈪6限・7限にGDCファッションショーのリフレクション授業を行いました。生徒たちは、10/27㈮にGDC(暁秀デニムコレクション)のファッションショーを約半年間お世話になりました㈱ヤマサワプレス代表取締役の山澤さんと発表することが出来ました。5月に廃棄寸前のリーバイス501の古着を山澤さんから無償で提供していただき、構想から製作、当日のモデルのランウェイ指導までの一連の流れまで、山澤さんから沢山アドバイスをいただきました。

 リフレクションとは、反省と違い、良かったことも含め客観的に自分や活動したグループを振り返って考える、ことです。今後どんなことが自分の可能性として繋がっていくのか、この経験を通してさまざまな分野の活動で積極的に行動起こせるような1人1人になれたら素敵です。

 山澤さんは、生徒と対話をしながらご自身の経験や考えを伝え、様々な角度から今後の将来を考えたヒントを頂きました。



 
 質問で多かったものでは、「私たちのグループの改善した方が良いところを教えてください」が多かったです。山澤さんは、1つ1つのグループに丁寧にそのグループの作品画像を見ながらコメントをしていただきました。
 今年度もこのように、山澤さん、生徒達、学年の先生方と共にGDCのプロジェクトをしめくくることが出来ました。本当に関わった方々、お疲れさまでした。有難うございました!



~山澤さんのお話より~

 リフレクションで大事なことは、君たちの体験したことが言語を通して経験になってくれることを期待したいと思います。経験とは、見たり聞いたりしたことを身に付けることです。皆さんは今、ショーを終えて嬉しい思いや悔しい思いを持っていると思います。勉強する時、社会に出た時、考え方のロジックが生かされる時が必ず来ると思います。人間が1番嫌いなことは、考えることです。何か答えを出したいときに答えが出ない時は苦しいです。考えて考え抜いて、マックスに達した時、その先に答えがあります。ファッションには興味のない人もいたかもしれませんが、いろんなことにチャレンジして考えるスキル、引き出しを作っておいて欲しいと思います。今後の皆さんの将来を応援しています。



~この授業後の生徒のアンケートより~

自分たちのグループの作品がゴールドにならなかった理由を考えました。半年近く服を作っていたので、段々と作品がテーマから離れてしまってました。また、作品がより可愛くなるように、インパクトがでるようにと考えていたため、当初大事にしていたパッチワークが目立たなくなっていたことに気づかなかった。今回のやまさわさんの話を聞いて、もう一度あの作品をリメイクしたくなりました。テーマと作品の一貫性が大事だと学びました。

リフレクションなんていらないと考えていたけれどこの半年を振り返って色々学んだことがあったと改めて思い出しました。これらの経験も活かしてこれからの生活?社会に行かせていけるように考えたいと感じました。

振り返ることは大事だなと思いました。修正点や足りなかったことを教えてもらい今からでも手を加えたくなりました。ひと工夫で勝敗が変わることを知り、少しでも手を抜いてはいけない、すべて全力を尽くすべきだとわかりました。

ショーをやって終わりではなく、リフレクションをしっかりすることで、将来に繋げられるようになることを学んだ。また、他のグループの良かったところや改善点を聞き、自分のグループと照らし合わせることで、自分ができたところ、逆に、足りなかったところを振り返ることができた。

憧れや、いいなあと思う人のまねをして成長していくことが大切だということを学んだ。









GDC(暁秀デニムコレクション)2024がスタートしました!中学2年生CS授業(1組~3組)の報告(4/22㈪)

 中学2年生GDC(暁秀デニムコレクション)、CS学習が3期目を迎えました。  東京都の株式会社ヤマサワプレス代表取締役の山澤亮治さんは、廃棄寸前のデニムを洗浄・選別していただき、再生デニムとなったものを生徒の学びの為に本校に無償で送って下さり、ファッションショー、リフレクション...