2024年3月15日金曜日

中学3年生(1組~3組)「CS保育実習(3/5㈫)」の報告

  中学3年生(1組~3組)は、3/5㈫に加藤学園法人内の加藤学園幼稚園年中のお友達のみなさんを本校体育館にお招きしてふれ合いの機会を持ちました。

 生徒達と幼児期の子どもが接する機会は、身近なきょうだいや親せきにいない限りほとんどありません。登下校でもあまり見かけないよと生徒達は言っていました。

 家庭科では「保育」分野を1学期:幼児の心身の特徴、2学期:幼児期のこころや遊びによる発達を学びました。大切な事として、子どもは皆一様ではなく、個性もあり、発達にも個人差があるので、教科書通りにはいかないことも学びました。その他、幼児の食事シーンの動画視聴、あの時この時に幼児にどう接したら良いかなどのロールプレイング、幼児を思い描いて作ったパンケーキ実習、年中さんを思い描いて制作した手作り絵本で読み聞かせをする練習を行いました。しかし、実際子どもたちと出会ってからでないとわからないことが多かったと思います。

 3学期に入ると生徒のCS保育実習リーダー2名と担当の教師の3人で当日の企画を精査していきました。また、3/5㈫までの間に3クラスの踊り4種の練習を昼休み等の時間を使用して楽しく踊りました。担当の私もその時間が来るのが待ち遠しかったです。

さぁ、当日が来ました。年中さんの園バスが到着し、生徒たちはペアを組んだお友達をお迎えに行きました。前日までドキドキワクワクが止まらなく、満を持してこの日を迎えました。


授業では見たことない素敵な保育者になっていました。


はじまりの会では、リーダーさんがみんなの前でお話をしたり、手遊び歌をしました。


年中のお友達はおねえさんと仲良くダンスをしました。


おにいさんと楽しくダンス!


アイスプレイクで4つのダンスを踊りました。
エビカニクス、Move your body、つばめのダンス、食後にジャンボリミッキー


生徒たちは、各グループで手作りの絵本の読み聞かせをしました。














おねえさんは楽しくお友達とお話をしています。









絵本の読み聞かせ、グループごとの昼食後は楽しくフォークダンスのジェンカをみんなで踊りました。


終わりの会


生徒たちは年中さんのお友達からお別れの前にギューっとしてもらいました。


<本校CS担当教員より>
 この保育実習は中3の生徒たちにとって沢山の経験が出来ました。相手に寄り添い、どんなことを考えて行動したら良いのか、様々な場面ですぐに対応しなければならない事、コミュニケーションをしないと相手に伝わらない事、実際会うことが出来てかわいいなと思う心、大切に思う心、などが実践で唯一体得し、学べることであると思いました。
 今後も様々な反省点を次年度に生かし、幼稚園の先生方のご協力をいただき、この実習を継続したら素敵だなと思います。人間と人間がふれあうことでしか学べない実習だと思います。
 また、加藤学園幼稚園の先生方に多大なるご協力をいただいたことをこの場でお礼を申し上げたいと思います。
「ご心配をいろいろおかけしましたが、先生方のサポートにより実習を無事終えることが出ました。有難うございました!沢山の生徒たちが翌日も楽しかったと言っていました!」

生徒の振り返りより
幼児とふれあって、一緒に楽しんだり、真剣に絵本の読み聞かせを聞いてくれたりして、幼児は何に対しても全力なんだなと思いました。
家庭科で学んだ通り、走り回ったりして幼児は好奇心旺盛だった。思っていたより背が小さく、自分が屈んだら丁度目が合うくらいの高さだった。
教科書で得た知識を活かすことはできたが、
実際に園児とふれあうと難しく、うまくいかないところもあった。なかなか話が聞き取れなかったり、話を聞いてくれなかったり、目を離すとすぐ遠いところに行ってしまったりした時に対処法を考え、園児の目線に合わせて行動することを常に気を付けてる先生方がすごいと
思った。今回の保育実習で得た知識をこれからの学校生活で活かせるように頑張りたいと思う。
3人で5人を見るのはすごく大変だった。自分の絵本を、取り合うほど気に入ってくれてとても嬉しかったし、頑張って作って良かったと思えた。途中で喧嘩してしまう時もあったけど、お互い謝ってまた仲良くなっていて園児のコミュニケーション能力が凄いと思った。
自分が話すだけでなく、園児から話しかけてくれたりもしたので、短い時間だったけれどすごく仲良くなれて良かった。
全力でダンスをする機会があまりなかったのでとてもいい経験になりました。たくさん練習したおかげでパートナーと楽しく踊れました。最後にいい思い出ができてよかったです。ありがとうございました。
今までたくさん練習したことがしっかりと発揮できてよかった。ダンスのステップも振り付けもちゃんとできてよかった。園児たちの様子を見ながら円滑に物事を進めるのが大変だった、でもそれ以上に楽しかった。
幼稚園児とこんな長い時間遊ぶ機会がなかったのでとても楽しかったです。
すぐに走りたがるので抜き足差し足忍び足とやったら本当にゆっくりしてくれたのでよかったです。それでもいうことを聞かないときは強制的に抱っこしてしまいました。いきなり発狂してしまうときは口をふさげば良いと思っていましたが甘く見ていました。言うことを聞かない時はどうすればよかったのかもっと考えればよかったと思いました。幼稚園の先生にまかせっきりなところがあったのでそれはダメだったなと後悔しました。前より子供が好きになりました。この経験をいかして将来子供ができたとき子供にやさしくしたいなと思いました。
座学で学んでいるときよりも実践してやる方が色々な発見をすることができました。幼児の目線に合わせて話したり、話しかける言葉など、臨機応変に対応することが大切だと思いました。いちばん大切なのは自分も一緒に楽しむ(かつ安全に)ことなのかなと感じました。
実習までは不安な気持ちがあったりあまり乗り気ではなかったけれど、実習が終わる頃はとても楽しかったです。実習の始めは幼稚園生が緊張していたのかあまり話が弾まなかったけれど、ダンスをしたことで距離が縮まった気がしました。なかなかできない体験ができて楽しい保育実習でした。
絵本を読むとき、自分の絵本はフェルトが貼ってあるので「触ってみたい」とか、グループの人の絵本には迷路があるので「やってみたい」など積極的に楽しんでくれて仕掛けを作って良かったと思いました。弁当を食べてるとき、こんにゃくゼリーを持っていちごの香りがするとか、おんなじ卵焼きとブロッコリーが入ってるねなど互いに比べたりして小さなことでもいろんなことに気付いていました。
園児が絵本を好んでくれて、もう一回読むことになったときは嬉しかった。体育館シューズの下駄箱から見える景色が気になっていたことに驚いた。園児は色々なものに興味を持ち、その瞬間を元気いっぱいに過ごしていることを改めて実感した。園児は絵本にとても集中して聞いてくれた。
自分たちの当たり前が通じないことを実感しました。分かりやすい言葉にしたり、視線を合わせたり、ジェスチャーを入れたりすることを意識して行動するのが難しかったです。自分たちが予想したよりも多くのことを知っていて、共通の話題の話を沢山することが出来て楽しかったです。最初、緊張していた子にどう接するか迷ったけれど、自分なりに向き合うことができ、笑顔が増えてきたことが分かった時はとても嬉しかったです。
自分では想像出来ない答えや無茶振りが園児から来たので、保育実習をしなければ得ることの出来ない経験が出来ました。(質問や行動、遊びなど)
また、単にご機嫌取りをするのではなく、褒めるだけでもなく、平等に遊ぶことが仲良くなるためには重要なんだと気付けました。


中2遠足【江ノ島散策】

4月25日、中学2年生は江ノ島に行ってきました。 江ノ島水族館からスタートし、 江ノ島の島内をグループごとに散策しました。 天候に恵まれ、 当日の最高気温は25度。 現地でサングラスを購入している生徒もたくさんいました。 ぬいぐるみくじで、1等を当てた生徒がいました! ...