厳しい冬の寒さも和らぎ、木々の蕾も膨らみ始める季節となりました。
本日は私達卒業生のために、このような素晴らしい式を開いていただき誠にありがとうございます。
そしてご多忙の中ご出席いただいた来賓の皆様、学校長をはじめとする先生方、保護者のみなさま、在校生の皆さん、卒業生一同を代表して心よりお礼申し上げます。今日、私達は卒業します。
振り返れば、暁秀中学校に入学してから今日まで本当にあっという間でした。その中には数え切れないほどたくさんの思い出と学びが詰まっています。
校訓の一つである「至誠」。この言葉を中学1年生から何度も耳にしてきました。学校生活の中で勉強や部活に真剣に向き合ううちに、少しずつ「至誠」という言葉の意味を考えるようになりました。行事や日々の生活の中で、仲間と本気で向き合い、支え合い、努力する。それこそが「至誠」なのだと学びました。この「至誠」という言葉は今では私達の大切な言葉になりました。
1年生のとき、まだマスクが外せない中、みんながどんな表情をしているのかわからず友達が作れるか不安でした。同時に、初めての制服、新しい出会いに胸を踊らせている自分もいました。何もかもが初めてで 私にとってこの1年は色々な人と出会い、挑戦する毎日でした。特に富士山合宿では友達との時間も増え、合宿で絆が深まりました。登山では、全員で目標に向かってひとつになる感覚が心地よく感じました。
そのような「みんなで一つになる」という感覚は、学校行事の中でも感じる事がありました。特に、体育祭の応援団を初めて見たときです。私はその雰囲気に圧倒されました。力強さと迫力にあふれていて 会場全体が一つにまとまっているように感じました。
二年生のときには、部活で先輩方が引退し、自分たちが中心となりました。先生から直接言われた「キャプテン」という肩書きを担うことは正直不安でした。チームをまとめられるのか、本当に自分でいいのか、そんな風に思っていました。そんなとき、副キャプテンやチーム全員が声をかけてくれ、支えてくれました。そのおかげで最後までキャプテンを務めることができました。このとき私は、友達、仲間という大事な存在を改めて感じることができました。
三年生の一番の思い出は修学旅行です。台湾に行き、初めて見る建物や料理、文化など様々な魅力的なものに触れる事ができました。台湾の十份に行ったときは大雨でしたが、みんなで制服を濡らしながら過ごした時間は、今ではとても良い思い出です。勉強だけでは決して得ることができないたくさんの思い出ができました。
このように、3年間でたくさんの活動を通して様々な人と関わることができました。そのひとつひとつが私にとってとっても大切な思い出です。そして、そのかけがえのない日々を送ることができたのは周囲の方々の支援のおかげです。
先生方へ
授業でわからないことがあればやさしく教えていただきました。いつも見守っていただき、悩んでいるときにはそっと手を差し伸べ、温かい言葉をかけてくださいました。また、ときには厳しい言葉をいただいたからこそ、私たちは人として大きく成長することができました。
お父さん、お母さんへ
忙しい中、手作りのお弁当を作ってくれたり、朝早くから送迎をしてくれたりしました。悩んでいるときには、真剣に話を聞くだけでなく、勇気が出る一言をくれました。今まで数え切れないほどたくさん支えてもらいました。本当にありがとうございます。
在校生の皆さんへ
これからもたくさんの人に応援してもらえるような暁秀生であってほしいです。そして、この学校には多くの仲間がいることを忘れず、今この瞬間を大切にし、感謝を忘れず、これからも努力を重ねていってください。
最後になりましたが、ここまで成長できたのは、支えてくださった皆様のおかげです。すべての方に心からお礼申し上げるとともに、暁秀中学校のさらなる発展を願って答辞の言葉といたします。
令和8年 3月10日 卒業生代表 柿本愛依莉