2026年7月30日木曜日

中学3年生平和学習 7/21㈫の報告

  721日㈫、中学3年生を対象に「平和学習」を行いました。当日は、新日本婦人の会沼津支部(ゆうづる班)の「沼津大空襲を語り継ぐ会」の高安良子様をはじめ、スタッフの皆様にお越しいただき、沼津市の戦時中の貴重な体験談(証言)のお話をいただきました。生徒たちが真剣に耳を傾けた講話の内容と、この学習を通して受け取ったメッセージを報告いたします。

<証言のまとめ抜粋>

証言(当時12歳/上香貫地区)

 空襲警報が解除された直後、突然真昼のような明るさとともに激しい空襲が始まりました。直撃を受けた自宅は一瞬で火の海となり、髪や服を焦がしながら逃げ込んだ川の中も避難する人々で溢れていました。周りで人々が傷ついていく凄惨な光景に心が麻痺するほどの恐怖を味わいましたが、焼け野原の中で奇跡的に生きていた子猫を抱きしめたとき、生きていたことへの深い感動で涙があふれました。

川近くにお住まいの方の証言(昭和20716日の空襲)

 B29の迫る爆音を聞きながら防空壕へ避難し、壕の中で「早く戦争が終わりますように」と祈り続けました。攻撃が収まった後に外へ出ると、見渡す限り一面が燃えていました。焼け残った自宅の前には水を求める人々が集まり、井戸から何杯も水を運んだり、服を分け合ったり、手を真っ赤にしながらおにぎりを作って配るなど、家を失った人々を招き入れて助け合いながら過ごしました。
































学習のまとめ・展示見学

 講話の最後には、講師から真剣に耳を傾けた生徒たちへのお礼が述べられました。会場の後ろには当時の写真やパネルのほか、広島の高校生が1年かけて被爆者の話を聞きながら描き上げた「原爆の絵」の複製が展示され、生徒たちは順番に見学しながら平和への思いを深めました。













<私たちに対するメッセージ>

 講話や展示を通して、講師の皆様から私たちへ伝えられた大切なメッセージです。

  1. 戦争は人の心まで傷つける恐ろしいもの

家や街を一瞬で奪うだけでなく、あまりにひどい光景によって人の心まで麻痺させてしまうのが戦争の残酷さです。このような悲劇を二度と繰り返してはいけません。

  1. どんな極限状態でも失われない「命の尊さ」と「思いやり」

すべてが壊れた焼け野原の中でも、小さな命の無事に心から感動し、苦しい状況だからこそおにぎりや衣類を分け合って生き抜きました。どんなときも命を大切にし、人と助け合う気持ちが一番大切です。

  1. 平和な未来は、私たちがつくっていく

戦争の悲劇と当時の人々の思いを知り、「自分たちに何ができるか」を一人ひとりが考え、次の世代へと語り継いでいくことが、今を生きる私たちの大切な役割です。

中学3年生平和学習 7/21㈫の報告

   7 月 21 日㈫、中学 3 年生を対象に「平和学習」を行いました。当日は、新日本婦人の会沼津支部(ゆうづる班)の「沼津大空襲を語り継ぐ会」の高安良子様をはじめ、スタッフの皆様にお越しいただき、沼津市の戦時中の貴重な体験談(証言)のお話をいただきました。生徒たちが真剣に耳を...