3月30日、新高校1年生になるディベーター5名が「第23回東海地区春季中学・高校ディベート大会(高校の部)」に出場しました。
今回の議題は「日本はフェイクニュースを規制すべきである。是か非か」。
私たちはインターネットから情報を得ることが当たり前になり、ツイートされた発言などが社会全体に大きな影響を与える状況になってきています。そんな中、どのように情報の真偽を見極めればいいのでしょうか。情報の精査の困難さを実感するとともに、悪意ある情報を規制する必要性も感じる論題でもありました。今回は論題が発表されて1か月足らずということもあり、準備不足は否めませんが、夏の大会を見据えて態勢を整えることができました。
〔試合結果〕
●1試合目 暁秀(肯定)vs聖マリア女学院中学校(否定)3-0で勝利
初戦ということもあり、緊張している面持ち。
●2試合目 暁秀(肯定)vs千種高校Bチーム(否定)3-0で敗北
1試合目の反省を活かして、活発に話し合いも行う。
●3試合目 千種高校Aチーム(肯定)vs暁秀(否定)3-0で敗北
3試合目では否定側に立場も変わり、苦戦。
●4試合目 金城学院高校(肯定)vs暁秀(否定)3-0で敗北
4試合目は最終戦ともあって、全力を尽くす。
肯定側としては、「フェイクニュースの減少が見込める」という観点が多く、追加プランとしてAIを活用したフィルタリング、懲罰を科すなどの案が出されていました。
否定側としては、「表現の自由が侵害される」という観点で論じるチームが多く、その根拠として政治的な制約を受けるなどの事例が見られました。
まだまだ論の展開も甘く、根拠の使い方などにも矛盾が見受けられましたが、対戦することで情報収集もでき、自分たちの立論のヒントもたくさんもらえました。
惨敗でしたが、帰路の新幹線でも反省会を行い今後の方策を立てるほど、生徒たちは充実した戦いができたようです。夏の大会では上位入賞を目指したいです。
敢闘賞を頂き、満足。