2019年8月21日水曜日

2019高校生しゃべり場inぬまづ

8月18日、「2019高校生しゃべり場inぬまづ」に高1の山本柚寿さんが参加しました。「2019高校生しゃべり場inぬまづ」は、市内の各高校の代表者と公募の市内在住の高校生が意見交換を通して、問題解決策を導き出す場です。今年のテーマは「高校生が考えるSNSルールとは」で、SNSの使用率の高い高校生ならではの視点で活発な議論がなされていました。

SNSの情報発信によって、不特定多数の人に自分の居場所を知らせてしまうことや個人を特定されてしまうことの恐ろしさがあり慎重に情報をアップする必要がある。その一方で、趣味の人とつながることができたり、自分の作品を自由に発表できたり、評価してもらえたりと、上手に活用すれば気軽に自分の世界を広げる場にもなる。といった、SNSのメリット、デメリットを洗い出し、物事の裏表に言及しながら、SNSとの付き合い方を考えていました。
また、匿名の利便性と危険性、「イイネ」による承認欲求が満たされる思い、アカウントの使い分けなど、実際に活用している高校生の経験を踏まえた具体的な意見が出されていました。
更に、Twitterについても、「つぶやきはそもそも独り言に過ぎないため、情報開示の意識が低くなる」といった指摘があったり、「コメント機能がある時点で他者の存在を意識するはずで独り言ではなくなるから、認識を改めないと」という気付きがあったりと、意見交換が深まる中で参加者たちの考えも広がり深まりがあったようです。

最後に、「高校生が考えるSNSルールとは」ということで、
・登録の際に学生証を運営側に送って承認を得るなど、より安心して使えるようなシステムづくりを運営側に求める。
・鍵アカウントの活用
・生徒同士で話し合ってルールを決めることを学校に提案する
・マナー向上のために、SNS上で使う言葉講座を開く
・正しい使い方、より良い使い方講座を生徒が開く
・メディアリテラシー、ネットリテラシー向上の啓発活動をする
・体験談を共有する
・ドラマを作る
・学校間交流をする
など、様々な解決策が出されました。

生徒自身にとってとても身近なSNSだからこそ、自分たちでルールを決めて自分たちでより良い環境づくりをしていくことが大切でしょう。
今回出会ったメンバーが中心となって、市内の高校をまわって討論会を開く案なども出されていたので、今後の活動に期待しています。





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