5月30日にNWCによる第2回オンラインイベントが開かれました。
今回は「一緒にコロナのクイズをしましょう?」と題して、Kahoot! を使った4択クイズにチャレンジしながら、コロナから見える性差別について学ぶ時間となりました。
現在、世界中がコロナ禍で大変な状況下ですが、コロナの対応において世界のリーダーたちの采配にも注目が集まっています。
例えば、ニュージーランドのアーダーン首相、台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相、フィンランドのマリン首相、アイスランドのヤコブスドッティル首相、ノルウェーのソールバルグ首相、デンマークのフレデリクセン首相など。
まさに、女性のリーダーたちが、国民の不安な感情に寄り添い、なおかつ正確なデーターをもとに丁寧な説明をすることで、今回の緊急事態時に国民の信頼を得ています。
しかし、「世界の9割もの人が女性に対して偏見を持っている」という実態があるのです。
いわゆる、「男らしく、女らしく」といった性別で役割を固定化してしまうジェンダーバイアス(性的偏見)によって、価値観の偏りや歪みを生じ、それぞれの良さを発揮できない社会を作り出してしまいます。
アフターコロナの時代は、ますます変動的で不確実性が増す世の中となっていくことでしょう。だからこそ、今までの社会のあり方を見直し、柔軟で創造的に生きていく術を私たちも身に付けていかなければならないですね。
今回のNWCによるイベントは土曜日の夜にもかかわらず、多くの参加者がオンライン上に集まってくれました。参加してくれた方々、ありがとうございました。