2024年5月1日水曜日

中学2年生(1組~3組)「味噌仕込み実習」の報告(4/23㈫・4/26㈮)

 4月の中学2年生1回目の授業は、味噌仕込みをしました。日本の伝統的な手法によると、なるべく気温の低い時期にしたほうが良いそうです。昔から「寒仕込み」といって、味噌仕込みの時期は1~2月のタイミングがベストなのです。その時期とは少し遅くなりました。毎年作っていますが本校の味噌は美味しいです。

圧力なべで柔らかくした大豆をつぶし、米麹(蒸した米に麹菌を繁殖させたもの)に塩を混ぜたもの(塩麹)につぶした大豆を混ぜていき、団子に丸め、消毒した大きな容器に投げ入れ、平らにして重石をしてさらしをかぶせます。そして約6か月放置します。

どのクラスもニコニコ顔で楽しく仕込むことが出来ました。仕込みの事前に「手前みそのうた」をうたい、踊りました。歌詞がちょうど仕込みの内容なので学習になります。

 味噌は出来上がるまで私たちは何もしません。樽の中で「仕込み」→「発酵」→「熟成」をただ温かく見守ってあげれば良いのです。発酵では仕込みで入れた麹菌が自分の役割を果たすと乳酸菌がその次に働き、最後に酵母菌が美味しさを引き立てる仕事をしたら味噌が出来上がります。この樽の中でドラマティックな3種のバトンリレーが私たちの知らない所で行われています。

11月になったらて作り味噌を味わう調理実習が行われます。中2の皆さん、お楽しみに!



1人1人大豆を配布し、「美味しい味噌ができますように」と心を込めてつぶしました。


授業スタートからこの笑顔です!


基準は歯磨き粉レベルのペースト状です。





つぶした大豆は塩麹と混ぜ、団子状にします。


このように混ぜたものは雑菌が繁殖しないように空気を抜き、団子にしていきます。








団子は樽の中にギューギューに詰め込んでいきます。





みんなの団子を樽に詰めたら重石用の塩を乗せて更に空気を抜きます。


各クラスの樽に仕込み完了しました!半年後、楽しみですね!







令和7年度暁秀高等学校入学式 誓いの言葉

 暖かな春の日差しに、私たちを包む景色が輝いているように見える今日、 私たち139名は入学式を迎えることができました。   本日、私たちのためにこのような素晴らしい入学式を挙行して頂き、 心から感謝申し上げます。  自分で選び、進学した暁秀高等学校の制服に初めて袖を通した今、私た...