高2の渡邉夏帆さんは、世界の現状について無知であることが、社会の負の連鎖を生み出していると考え、NWC(National World Committee)を立ち上げ、世界で起きている社会問題を知ってもらう活動を始めました。
第1回勉強会は12月に開かれ、「安価な服には裏がある」と題して、ファストファッションの裏側にある労働問題について考えました。
洋服を購入するとき、どんなことを基準に判断しますか?
値段?質?企業理念?環境に配慮したもの?
最近、流行りのファストファッションは手ごろな価格で良質なものを購入することができるため、利用する人も多いかと思います。企業努力で低価格での販売をしている場合もありますが、実は「低賃金労働、劣悪な労働環境、過重労働、児童労働」のような深刻な問題が潜んでいる可能性もあります。また、安く大量に生産できるという理由から、大量の農薬を散布して栽培されたコットンを使用している場合もあります。
何気なく購入している洋服の裏には、様々な問題があるのかもしれません。
私たちの生活は世界各国とつながっています。ぜひ、日々の生活を顧みて、その裏側に注目してみましょう。
そのようなことを考える勉強会を今後も継続的に開くので、ぜひ、みなさんも参加してみてください。
第2回勉強会が1月30日(水)13時より生活科学棟2Fにて開かれます。
今回は、中3の沼上楽さん、岡田かのんさんがプレゼンターとなって、「差別」について発表します。